そこで、13名の12歳以下の選手とオフィシャル監督とコーチの合計15名が大会に参加をすることができるように、みなさまのお力をお借りできないでしょうか?
2015年のネパール大地震で、山岳地区の子どもたちは家や両親など多くのものを失いました。 |
2015年に発生したネパール大地震の影響で、山岳地帯では地滑りや谷の崩落が起こり、家屋が倒壊し亡くなった方もいる程、大変な状況に陥りました。今回大会に参加する少年たちの中にも、家を失ったり両親を亡くした子もいます。こうした絶望的な状況の中でも、少年達は山の急斜面や段々畑の上に作られた芝生もない石ころが転がっている小さなグラウンドの中で、必死にボールを追いかけています。 |
しかし、少年達の顔には以前のような笑顔がいまだ戻ってきていません。そこで、大切なものを失った彼らには、「せめても夢と笑顔だけは失ってほしくない!」と思い、是非大会に参加させてあげたいと思いました。恵まれない環境の中で、一所懸命にサッカーの練習をしている少年たちの姿は、村の希望でもあります。この希望の灯火を私たちは、大切にしていきたいのです。 |
過酷な状況の中、1人のネパール人少年が繋いだ希望のバトン! アジア枠にはじめてネパール少年サッカーチームの参加が決まりました! |
FCトレーロスには、1人のネパール人少年が所属しています。彼が、自分の故郷で過酷な状況の中でも、大好きなサッカーに懸命に食らいつこうとしている少年たちの話をしたところ、FCトレーロス代表の平野氏から、「今大会のアジア枠には、是非ネパールサッカーチームを参加させて欲しい!」とのお話がありました。しかし、せっかく国際大会への出場資格を得た子どもたちですが、彼らが暮らす山岳地帯は比較的貧しい家庭が多く、子どもたちはユニフォームどころかボールや靴さえ満足に買うことができません。そのため、日本に来日する際の渡航費さえも払えない状況なのです。 |
そんな実情を主催側と何度か打ち合わせた結果、困難な時期だからこそ、何とかして子どもたちを国際大会に参加させ、他国の子どもたちと交流させるとともに、高いレベルのサッカーの指導を受けることで、「子どもたちに生きる元気を持ってもらいたい!」との考えに至り、今回のプロジェクトを企画しました。 |
日本国内の20チームのほか、アジア・ヨーロッパ・南米等から7チームが参加! 小学生から中学生までの少年・少女が競い合う国際大会「コパ・プーマトレーロス 2016」 |
この大会は、東京都杉並区で活動する地域密着型サッカークラブFCトレーロスと東京都サッカー協会の共同で開催するものです。海外からは、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)・チーバス・グアダラハラ(メキシコ)・1.JFSケルン(ドイツ)・Hope Sharing Choikanghee Soccer(韓国)・ジョホールバル州選抜(マレーシア)・ネパール山岳少年サッカーチーム(ネパール)が参加予定です。 |
試合形式は、予選1次リーグを勝ち進んだチームが予選2次リーグへと駒を進め、さらに勝ち進んだチームのみが決勝トーナメントでNO,1の座を目指して戦うことができるというものです。こうした試合を通して、単なる勝敗を追求するのではなく、地域の仲間たち、世界中の国々の仲間たちと出会い、交流を促進することにより、サッカーファミリーを広げてゆくことを目的としています。こうした試合に参加をすることで、過酷な状況の中で日々を過ごすネパール山岳地帯のサッカー少年たちに、もう一度夢と笑顔を取り戻してほしいと思います! |
みなさまご支援どうぞよろしくお願いします! |